数学プログラムのホームページをご訪問いただき有難うございます。
当コースは, 旧制第四高等学校および金沢高等師範学校を母体として,1949年の金沢大学発足と同時に誕生した理学部数学科を前身としており,今日に至っています。
通常用いられる学部・学科という名称とは異なりますが,理工学域は理工学部,数学発展プログラムが数学科に相当し,数物科学類は大学入学時の括りであり,同時に大学在学中の幅広い学習を保証する責任母体といえます。数学発展プログラムの教育研究の基本は数学科の時代と同じですが,大学入学時には数物科学類に所属し, 1年次に自分の興味に従った幅広い勉強を行ったうえで,2年初めに数学系基礎プログラム,3年初めに数学発展プログラムへと進みます。数物科学類では各プログラムに定員を設けていないため,各人の希望通りのプログラムに進むことができます。
4つのプログラムがひとつの学類をつくることによって,従来の学科の壁を越えた学びが可能になり,履修できる授業の幅が広がったため,たとえば数値計算法など計算科学・情報科学の基礎についても,より深く学べるようになっています。さらに,4年次のセミナー配属でもプログラムに縛られない選択が可能になるなど,より学生の自主的な学びを応援するようになっています。もちろん, 中学・高校の教員免許も取得可能です。
